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陶器のぐい呑みに酒を入れて美味しい家庭料理

ぐい呑みも陶器の伝統を語る上では欠かせないもので、美味しい家庭料理の引き立てる存在としても親しまれてきました。形状や材質の種類が豊富なだけでなく、表面の絵付けも含めて多彩ですから、芸術的な魅力も兼ね備えています。

ぐい呑み

燗映えする酒を入手したときには、徳利に入れてから温めて、ぐい呑みに入れて飲めば格別な味を堪能できます。飲み口が外側に反り返った種類を使うと、香りも立ちやすくなりますし、軽い飲み心地を堪能することもできます。

燗酒の文化とともに発展した経緯がありますが、現在では冷蔵庫で冷やした酒を入れて飲むことも定着しました。陶器も冷蔵庫で冷たくしてから、フルーティーな吟醸香がしっかりとしている吟醸酒を入れて、好みの家庭料理とともに楽しんでみてください。夏の時期であれば、焼き茄子や冷奴と合わせることも人気です。この組み合わせで楽しめば、ビールとは違った余韻を存分に味わうことができます。

秋から冬の時期にかけては、燗酒にも工夫を加えることで、ぐい呑みの良さも堪能しやすくなります。松茸の土瓶蒸しを入れて飲めば、特有な芳香を楽しむことができます。冬の時期には燗酒を陶器で楽しみながら、おでんを食べれば冷えた体は芯まで温まります。